沖縄唯一のプロサッカークラブであるFC琉球OKINAWAが運営するサッカースクール。14拠点でスクールを開校しているほか、巡回スクールも実施しています。同社では、体験申込の受付や会費徴収などを自動化し、コーチが指導のほか、イベントの企画立案に注力できるよう「hacomono」へリプレイスしました。
取材協力
スクールダイレクター 兼 セーフガーディング担当 前里 美希 様
※2024年5月インタビュー時点
FC琉球サッカースクールは少人数精鋭で運営しているため、コーチたちは指導以外の業務も兼務しています。私自身もコーチとして指導しているほか、電話やメールで体験希望者への対応も行っていましたが、スクールの準備や指導に時間がかかるとご連絡が遅れてしまうことがあり、「返信がこない」と保護者から問い合わせをいただいたことが何度かありました。
それが「hacomono」導入によりWebからの自動受付を実現できたことで、メールでの日時調整が不要になったうえ、体験申込件数を2倍に増やすことに成功しました。以前は体験日時の確定までにお時間をいただいていましたが、「hacomono」ならば24時間、スケジュールに表示された体験枠から選択すれば、その場で支払いを含めた申込手続きが完了します。
スクールへの興味を感じたそのときに、スマートフォンからでも手軽に体験予約できる運営フローが申込件数の増加につながったのだと感じています。
以前は月会費の徴収は、キャンペーン価格の適用など生徒一人ひとりの金額を手動で計算し、決済システムに登録しなければなりませんでした。
「hacomono」ならばキャンペーン価格も自動で適用してくれますから、毎月末に3〜4時間かけていた月会費の計算やシステムへの登録作業が不要になりました。体験受付の自動化と合わせて事務作業の負担が大きく削減され、コーチ陣はイベントの企画・立案にも時間を使えるようになりました。
おかげで導入前の1年間はイベントの開催がゼロでしたが、導入後は交流戦や単発のサッカー教室などを毎月実施することができています。
イベント実施が認知拡大に寄与したこともあって、生徒数は150人から半年間で約300人と2倍に増えました。売上も予算に対して1,000万円ほど上回り、以前の約2倍を達成しています。「この勢いでもっと頑張ろう」と社内の士気も高まっており、全員がモチベーション高く取り組んでいます。
どのスクールも抱える課題だと思いますが、進学など人生の節目でスクールを卒業するお子さまは多くいます。私たちも課題に感じていましたが、時間的な余裕がなかったため、対策を打てずにいました。しかし「hacomono」導入で業務を効率化できたため、新たに「テクニカルスクール」の立ち上げを企画し・開校することができました。
これは、より高度なスキルの習得を目指すもので、このスクールの開校をきっかけに再び入会してくれたお子さまもいます。退会抑止や退会後の再入会につながる策の1つとして期待しています。
今後もFC琉球サッカースクールでは、様々な取り組みで沖縄すべての市や町にサッカースクールの開校を、さらにその先ではアジアへの進出を目指したいと考えています。同時に、巡回スクールも積極的に展開し、少しでもお子さまの身近でサッカーに触れる機会を提供していきたいです。
日本のサッカー人口の拡大、さらにプロとして活躍できる選手を育成することで、業界の活性化に寄与できるよう、取り組んでいきます。
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